2025年05月22日

卒業

こちらは香川県西讃地域にある「みとよそろばん教室」の塾長ブログです。
現在三豊市・観音寺市を中心に、遠くは丸亀市からも、幼児さんから社会人まで多くの生徒さんが通ってくれています。
TOSAKA先生と一緒に知的スポーツ「そろばん」を頑張ってみませんか?


ユース大会との出会いは偶然でした。

遡ること11年前の春、とある有名な関西の名門教室の特別練習に参加させて頂いた時のこと。

その日の特別練習のメニューがユース大会の問題でした。

「これが噂のユースの問題……」

実はその時まで、私の頭の中には

「ユース大会=とんでもなくレベルの高い大会=うちには関係のない舞台」

としかインプットされておらず、そんな練習ができることだけでも光栄に思っていました。

練習が終わったあと、ユース大会を主催される先生からこんな言葉がけを頂きました。

「ユースの申込、まだ間に合いますよ。出てみませんか。」

その1か月半後、まさかこんな写真を撮ることになろうとは思ってもみませんでした…




あれから11年

途中で通信制の開催になったりといろんなことはありましたが、毎年お世話になってきました。

当初はあまりのレベルの高さに圧倒されるだけでしたが

参加回数を重ねるにつれて、憧れはいつしか現実の目標に変わってきました。

「少しでも高い点数を取りたい」

「全問出来るようになりたい」 から


「基準点を突破したい」

「入賞したい」

「黒ゼッケンをつけたい」 へと


誤解を恐れずに言えば、うちの生徒はユース大会に育ててもらったといっても過言ではありません。





そして私がユース大会を大好きなもう一つの理由

それは「卒業」があることです。

この大会は新高校1年生までしか出場することができません。

ユース世代だけが出場を許される大会だからこそ

その織りなす人間模様は大きな感動を呼ぶのだと思っています。


ユース大会ではエンディングに卒業生を特集した動画を流すのですが

初めてうちの生徒がその動画に映った時は、不覚にも私は涙を抑えることができませんでした。

そしてその日以来、こんな思いを持って取り組んできました。

それは

「一度でもユース大会に参加した生徒は必ず“卒業”させること」


今年2名の生徒がユース大会を卒業出来ました。

一人はずっと通信制で参加してきた生徒です。

最後にユースの空気を吸わないかと強く強くプッシュし、卒業を現地で迎えることができました。

当日は部活の遠征が重なっていたそうです。

それでもユース大会を選んでくれたことを心から感謝します。


そしてもう一人は何度も会場参加していた生徒です。

毎年、決勝に残る基準点に少し足らず、今回が最後のチャンスだったのですが…



見事に最後の最後で練習で一度も取ったことのない満点を取ってくれました!

惜しくも、この点数でも入賞ができないのがユースのレベルの高さ。

でも、彼女の中ではきっと「日本一」を取ることよりも価値のある満点だったのではなかったでしょうか。

大会が終わった後、ノートの書いていた振り返りの一節がとても印象的でした。

「自分的に納得のいったユースの卒業ができました」

この言葉が聞けただけでも、彼女にユース大会を案内して良かった

あらためてそう思った一瞬でもありました。


初参加から10年以上

毎年そのレベルの高さに圧倒され、毎年そのレベルの高さに打ちのめされます。

でもユース大会には

それでもまたここに帰ってきたいと思わされる魅力があります。

また一年

一人でも多くの生徒が、納得して卒業できるよう導いていけたらと思っています。
  


Posted by Tosaka先生 at 15:00Comments(0)教室の事

2025年04月28日

最高の練習

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最近、うちの教室では時々こんな場面がみられます。






何をやっているのかといいますと・・・

お互いの弾きや暗算をしている様子を見て






それぞれに気付いたことを話し合って

問題数や正答数アップを目指そうというものです。


先に書いておきますが

これ、「二人で観察し合って気付いたことを話しなさい」などとはただの一言も私は言ってなくて

授業中に気が付いたら生徒同士がやってたわけです。


この場面を見たときに

私が口をはさむのも野暮だな、と思って事の成り行きに任せていたのですが


自分たちの目で見たことを

自分たちの経験や普段思っていることを元にして

自分たちの言葉で相手に伝えていく


これまでになかった新しい練習で

多分私の中では考えうる最高の練習で

生徒たちの中では大きな収穫があったようです。


そろばんって意外と他人の練習している場面をじっくり見る機会がない習い事で
(そういう練習を積極的に取り入れている先生がいらっしゃったらゴメンナサイなんですが泣き

ましてやお互いの良い点や課題を指摘し合ったりという場面はあんまりない習い事で
(そういう練習を積極的に取り入れている先生がいらっしゃったらゴメンナサイなんですが泣き


教室を開いて10年余り

初めて目にする光景だったものだからとっても嬉しくて

加えて自然にそういう流れになったことが余計に嬉しくてピカピカ

こんな空気があちこちで溢れる教室にしていきたいな

そんなことを思ったひと時でしたスマイル
  


Posted by Tosaka先生 at 12:08Comments(0)教室の事

2025年04月22日

4秒のドラマ

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うちの教室は、日曜日や祝祭日にまあまあの頻度で「特別練習」を行います。

どのくらいの頻度でと聞かれたら

例えば日曜日を例にとってみると

多分、特別練習をやらない週の方が少ないのは間違いないところかと思います。





大会前や検定前には私のプライベートでの用事がない限り、必ず特別練習を行うのですが

4月から5月にかけては大きな大会が続くということもありまして

必然的にその機会は多くなります。


特別練習(特に大会に向けた特別練習)が普段の授業と違うところ

それはやはり「大会に特化した練習内容になる」ということに尽きるわけでして

「用意、はじめ」の掛け声も

机のレイアウトも

もちろん練習メニューも

そして面白いかどうかはわかりませんが、途中織り交ぜる私のいろんなお話も

全てが数週間後に行われる大会の内容を意識したものになるのです。


普段の授業ではなかなか出来ない練習がやれるのも特別練習のメリットでして

先日の日曜日に行った練習では

制限時間「30秒」から始まったものが

最後には「4秒、用意!はじめ!」までになりまして汗

ここまでくると勝負はまさに一瞬

計算する方も必死ですが

時間を計る側も必死でやらないといけない、なんて場面もあったわけです。

そしてなんと4秒で全問解き切った生徒がいたりしてオドロキ

その生徒の全集中する様子や

それに触発されて更にレベルアップしていこうとする生徒たち

たくさんのドラマを特等席で見ることができました。


そんなこんなも含めて

当然いつもの授業とは空気が違うのですが

その空気を吸うことによって生徒たちは上手になっていくわけで

もしかしたら

うちの教室が大会参加に積極的なのは

私が生徒たちに特別練習の空間を体感してもらいたいからなのかもしれない

そんなことを思ったりしています。


大会に参加する人 検定を受験する人

是非特別練習の機会がありましたらご参加くださいね。  


Posted by Tosaka先生 at 11:07Comments(0)教室の事

2025年04月14日

持ってくれていたメモ

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3月の全珠連暗算検定試験で
当教室の生徒(O谷君)が最高位の十段に合格しました。

これまでうちの教室はO谷君を含め11名の十段合格者が誕生しています。
一人ひとりいろんな合格までのドラマがあって
その物語をいわば特等席で見続けることができたこと、本当に指導者冥利に尽きるわけですが
今回のO谷君の合格は、また今までにはない特別な感慨がありました。


O谷君が九段に合格したのは第400回検定試験でした。
今回は第426回ですから、実に4年以上の月日を要したことになります。
その間彼が検定を受験しなかったのは、学業に専念するためにお休みした半年間(3回)だけ
多分、本人も周りも、ここまで十段の旅路が長いものになるとは想像してなかったはずです。

その間、教室では次々と十段合格する生徒が出てきました。
同世代ならともかく
自分より後からそろばんを始めた生徒、中には自分より10歳近い年下の生徒が
それも数回のチャレンジで合格していくわけですから
一体O谷君の心境はいかばかりだったでしょう。


加えて彼には一つ大きな課題がありました。
それは「数字」です。

私どもが所属する全国珠算教育連盟では十段に合格するために
「合格点を取る」のはもちろんですが
「数字が正しく書けているか」も審査基準となるのです。

そしてその最終審査(本部審査)での数字の判定が格段に厳しいものでして・・・
うちの生徒も
そして何を隠そうこの私も
かつてこの最終審査で減点となり、涙をのんだことが何度かありました。

計算やスピードを優先すると、数字が雑になりがちですし
字を丁寧に書こうとすると計算が疎かになったりスピードが落ちるわけで
その辺をどんな匙加減でいくか指導する側も結構悩むわけです。

この4年間、恐らくO谷君にとって「数字を正しく書くこと」は最大の難敵だったかもしれません。


実は彼は昨年の7月検定を機に学業に専念するため一旦そろばん生活から離れました。
それだけに7月は強い思いを持って臨んだはずですが・・・敢え無く基準点に届かず・・・

私としても彼のチャレンジはここまで終わりかな、と正直思っていました。

ところが…この2月に彼から突然連絡がきたのです。
「進路が決まったので、3月の検定、もう一度だけチャレンジしてもよいですか」

そして・・・23回目の挑戦で・・・

合格証が私の手元に届いたとき、私が抱いた思いはただ一つでした
「本当に良かった」


小学校4年生の時、おばあちゃんの勧めで教室見学に来た時
引っ込み思案な性格から、声をかけても全く反応なく、教室の隅っこで動けなかったO谷君。

あれから9年が経ったんですね。
実は検定が終わった後「今回は数字に自信があるんです」と言ってくれました
今までただの一度もそんな発言を聞いたことはなかっただけに、正直驚きました。
この1回にかける思い
そして彼の成長を感じることができた一瞬だったと思います。


ご本人が不在だったので、合格証書はご家族の皆様にお届けしました。
私は、ここまで家族の皆さん全員が嬉しさを表した場面を他には知りません。
見ているこちらまで幸せになる、そんな光景でした。

「そろばんは決して自分一人で上手になれるわけじゃない」
いつもこのことを生徒に話しますが、あらためてそのことを実感しました。


O谷君のおばあちゃんの言葉が大変印象的でした。
「先生、ここまで続けたから合格できたんやな」

実は10年以上前、私はある著名な先生の講習会に参加し、こんな言葉を頂戴したのです。
~10段は合格するまでやめなければ、きっと合格できる~

そして数年前のある検定で
不合格という結果と共に、この言葉を書き添えてO谷君にお渡ししたのですが
おばあちゃんはそのメモを今でも取っておいてくれてたそうです。

諦めないこと
続けること

そんな当たり前のことを教えてくれたO谷君
そんな君に出会たことにあらためて感謝です。

またいつか、もう一つの夢もかなえてくださいね。
ずっと応援していますよ。



支えてくださったご家族の皆様(掲載の許可は頂いております)


  


Posted by Tosaka先生 at 11:14Comments(0)教室の事

2025年04月09日

空気なのかな

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昨日477日のログインをしたと思ったら
今日早速新しい記事を書こうとしていますww
まったく一貫性のないブロガーですが、どうぞご容赦ください泣き

前回あんな内容の記事を書いたものだから、ちょっと意識して生徒の顔ぶれを見てみたら
確かに、中高生は多いように感じました。
うちは時間制授業ですが、特に最後のコマ(19:00スタート 含オンライン)では7割が中学生でしたね。

ただ、中高生といってもその顔触れは本当に様々です。

いわゆる高段位取得者や、全国的な競技会で活躍する生徒もいますが
もちろん皆がそういうわけではありません。
最近段位に入ったばかりの生徒もいますし、級位を頑張っている生徒もいます。
中には中学2年生からそろばんを始めた生徒もいたりして

一人ひとりが自分のペースでそろばんに向き合っている、という感じでしょうか。

ただ、ひとつだけ確かに言えることがありまして。

それは皆
「そろばんが好きなこと」と
「生徒自身がこの空間を楽しんでいる」とことだと思っています。

とくに後者に関しては
うちは決して授業中に笑い声が絶えない教室ではありません。
むしろ対極の空間です汗

それがよいことかどうかは別ですが
そういう空気が好き、という生徒は間違いなく存在するんだろうし
そんな中で黙々と練習する、のが性に合っている生徒はいるのだと思います。

今の時代はデジタル化が一気に進み、確かに便利になりました。
でもその反面、全てが慌ただしく、余裕が無くなってしまったと感じているのは私だけではないはずです。

特に中高生にとっては
もともと多感な時期に加え
日々、波のように押し寄せてくる過大な情報に翻弄されることも多いかもしれません。

そんな時代だからこそ、彼らはそろばんという超絶アナログな習い事によってある意味癒されている…
というのは決して的外れではないと思っています。

今、この記事を書きながら一つ思い出したことがありました。
そういえばうちの生徒が授業中に携帯を見ている場面は見たことがありません。
見ていたら私に注意される、のではなく
本当に出している場面を見たことがないので、そもそも注意する必要もなかったのです。

そこに何かのヒントは隠されていませんかね??  


Posted by Tosaka先生 at 09:58Comments(0)教室の事

2025年04月08日

いつの間に…

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久しぶりに

本当に久しぶりにブログを書こうとログインしましたら

「477日ぶりのログイン、お帰りなさい!」と熱烈な歓迎を受けましたww

このブログを書き始めたのが2012年

その時は自分に「一年間そろばんをテーマにして更新し続ける」というノルマを課して

その目標は達することができたのですが

今や「このブログを消滅だけはさせない」というのがノルマになりつつあります…泣き


実は昨日、ほとんどの生徒にとっては新学期初日でした。

なもんで教室の生徒データの学年を更新したところ、驚愕の事実が判明したのです!!

なんと、今うちの教室では

中学生以上(高校・一般含む)の割合が全体の3割にもなっているということが!!!


そろばんってなんとなく「小学生までの習い事」のイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか。

実際今年の3月も、それなりの人数の小学6年生(卒業生)が巣立っていきました。

でも実は意外といったら怒られそうですが

毎年それなりの人数の生徒が4月以降もそろばんも続けてくれていて

気が付いたらこんな割合(ちなみに人数でいうと小学校の1学級分位です)になってしまってたのですオドロキ

もちろん私にとってはとっても嬉しいことなのですが

聞いてみたいのがその「続けている理由」


以前このブログでも「続けること」の大切さを書いたりしたこともありましたが

あの文章は私の視点からのもので

実際続けている生徒たちにとっては、また違った感覚の「何か」があるのかもしれませんピカピカ

そんなことを次回以降書いてみたいと思うのですが…

何はともあれ

「中高生になっても続けられる みとよそろばん教室」

を今年度もよろしくお願いします晴れ
  


Posted by Tosaka先生 at 13:39Comments(0)教室の事

2023年12月06日

5年ぶりに…(令和5年度香川県珠算模範生徒表彰)

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私が所属する連盟の県支部では毎年11月に開催される事業があります。

今年は11月12日だったのですが

その事業の名前は

「香川県珠算優秀模範生徒表彰式」


内容はタイトルそのままですが

他の支部の方に言わせると「表彰式としてはこの時期に開催するのは珍しい」とのことですが

それでも昔からこの時期に開催されてきた伝統ある事業です。


実はこのブログでは本事業が行われるたびに、ある場面のことに触れています。

(前回は2018年の記事でした。

その後諸事情で参加できず、そしてコロナのため、私の怠慢のため…ですが

今回5年ぶりに書きます。)

それは、表彰の際に生徒だけでなく、保護者の方も一緒に登壇して頂くことです。





生徒たちの上達は何より生徒たち自身の頑張りあってのこと。

でもご家庭の協力がなければ進んでいかないのもまた事実。


例えば私たちの住む地域では公共交通機関を使っての通塾というのはなかなか大変です。

だからこそ登壇された保護者の方々を見るにつけ

週に何回も乗せてきてもらっていることにあらためて感謝の気持ちを思い出す・・・

指導する私たちにとっても大切な機会であると思っています。





さて、今年の表彰式では初めての試みがありました。

検定の最高位である十段に合格した生徒に送られる「香川県支部特別表彰」

その表彰を受けた生徒を紹介する映像の作成に初めてチャレンジしました。





ずうっとやってみたかった映像編集ソフトを使っての動画作成。

後で聞いたら、結構皆さん感動して下さった…ようで、何とか形になったのかな晴れ


そして会場には会員の先生手作りの連盟マスコットも登場!





表彰式恒例の2メートルそろばん(167桁!)が登場したりと





充実した一日となりました晴れ


また来年、多くの生徒さんを申請できるように

そして保護者の方々に感謝の気持ちを伝えられるように頑張りたいですねピカピカ


参加した生徒の皆さん、保護者の皆さん、有難うございました。  


Posted by Tosaka先生 at 13:20Comments(0)教室の事

2023年11月10日

ハロウィン2024に参加しました

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毎年10月の最終土曜日にはハロウィンイベントに参加しています。

もう10年近く前ですが

うちの観音寺校がお世話になっている「英会話のジェムスクールさん」のお誘いを頂いたのが始まりでした。

ハロウィンイベントでそろばん教室が出来ること・・・

それがこれでした。



そう、そろばんを使ってのストラップ。

予想以上に好反応だったことからそれ以来毎年このイベントにはお世話になっています。


今年のハロウィンは好天だったこともあり、4,000人を超えるビッグイベントとなりました晴れ



その結果、うちの教室のブースも最初から最後までほとんど人が途切れることが無い賑わいぶりとなりました。








さて、ブースでもう一つやっていることが「フラッシュ暗算体験イベント」

そろばんのPRになればということで企画したわけですが

こんなところまで来てフラッシュ暗算する人なんか果たしているのかな・・・?

当初はそう思っていたところ・・・

実はこれが結構ウケましてオドロキ

子どもさんはもちろんのこと



意外に毎年大人の方が本気になってやってくれまして

特に昔そろばんをやっていた人は、結構血が騒ぐみたいですねニコニコ




いつも色んな発見があるこのハロウィンイベント

今年も一杯楽しませて頂きました晴れ




で、この日はイベント会場から夕方の授業に行くと

「魔女の宅急便 キキ」が一生懸命練習してくれまして



朝から晩までハロウィン尽くしの一日となりましたピカピカ


  


Posted by Tosaka先生 at 10:59Comments(0)教室の事

2023年06月10日

続ける理由(わけ)③~最終章~

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最近のブログサービスは久しぶりにログインすると

「〇日ぶりのログイン、お帰りなさい」という表示が出るようになったんですね汗

「続ける理由」というタイトルで書いていながらもその後に続きが書けておらず

「まずあなたが続けないかんやろ」というお叱りの声を頂きそうです泣き


新学期が始まって2カ月が経ちました。

生徒たちそれぞれに新しい学年・新しい学校生活に慣れてきたようで

なんとなくフィットしてなかった制服姿もようやく板についてきた感じ。

今回のタイトルの主人公である中学生は期末テストに向かってこれからしばらくの間はしんどい時期を迎えますが頑張ってほしいですね。


さて、ここからが前回の続き。

私が中学校になってもそろばんを続けてほしい理由、それも一番の理由は・・・

「人生において肉体的にも・精神的にも最も成長するのが中高生時代である」だと思っているからです。

練習に取り組む姿勢はもちろんですが

検定や大会の結果に対する受け止め方

先生への接し方

そういった一つひとつのことが小学生時代とはずいぶん変わってきます。

実際私自身も中学生以上の生徒に対しては声のかけ方を意図的に変えています。

練習内容に関しても、やらされる練習から自分で考えてやる練習へと


その根っこにあるのは「子どもから一人の大人へ」


まだ早いと思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、そのことが生徒の自立につながってくれたらという思いで敢えてそのような接し方をしています。


そしてこういった経験があるかないかで人生そのものが変わってしまうことすらあります。

私は小学校卒業とともに一旦そろばんをやめました。

中学生になったから、という理由だけでやめたのです。

半年経った頃ひょんなことからそろばんの練習を再開することになりました。

生活はそれまで以上に忙しくなりましたが、不思議なものでそれからの方が勉強も部活も充実した結果になってきました。

そして翌年運よく初めて全日本選手権の県代表選手に選ばれたのですが、この経験が無かったら私は今生徒たちを大会に連れていこうとしたかどうか。

そもそもあの時練習を再開していなければ、こうしてブログを書いている事すらなかったと思うと不思議なものを感じます。

元そろばん日本一の選手(現在指導者)だったW先生はいつも色紙にこう書くそうです。

「そろばんは二十歳からが面白い」

皆さん、本当に面白いことが待っているのはこれからなのですよ。
  


Posted by Tosaka先生 at 14:13Comments(0)教室の事

2023年02月23日

続ける理由(わけ)②

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(前回からの続きです)

小学校卒業と同時にそろばんをやめる最大の理由は「中学生になって忙しくなるから」だと思います。

実際、うちの教室でも「部活があるので」とか「勉強が大変になるので」ということを理由に退塾される方は少なくありません。


でも、私、思うんですよね。

中学時代に身に付けるべきスキルのひとつは

「時間を作れるようになること」なのではないかと。


「忙しい」と言うのは簡単です。

ですが社会に出た時それが言い訳にすらならないということは、今このブログをお読み頂いている皆さんの方がよくご存知ではないでしょうか。


忙しくない中学生などまずいません。

ですがそれだけを理由にやめてしまうということは

「忙しい中で時間を作る」貴重な成長の機会を失ってしまうことに他ならないのではないでしょうか。


そろばんの練習が毎日2時間も3時間も絶対にしなければいけないものならそんなことは言いません。

ですが、プリント1枚計るだけで一体どれだけの時間がかかるでしょう。

そんな時間も取れない…ということなら逆に心配にもなってしまうのですが汗


うちの教室は中学生になると一つルールが変わります。

それは「途中入退室OK」というものです。

学校帰りに立ち寄ってプリント1枚計って帰るだけでも構いませんし

オンライン授業でも「明日テストなんでここまでにしま~す」と言って退室する生徒もいます。

忙しい中高生が少しでもそろばんの練習を続けやすいような環境だと思いますので是非活用してくださいね。


(このテーマ、もう少し続きます)  


Posted by Tosaka先生 at 15:11Comments(0)教室の事