2021年08月24日

3832日

こちらは香川県西讃地域にある「みとよそろばん教室」の塾長ブログです。
現在三豊市・観音寺市を中心に、遠くは丸亀市からも、幼児さんから社会人まで多くの生徒さんが通ってくれています。
INORI先生と一緒に知的スポーツ「そろばん」を頑張ってみませんか?


私の完全な思い込みであれば、不勉強で申し訳ありませんとしか言いようがないのですが

そろばんという習い事は

生徒の在籍期間が割と長い習い事の一つ、だと思っています。


うちの教室でもほとんどの生徒が数年単位で通ってくれていますが

特に高校生ともなると

人生の半分以上の年月をそろばんとともに歩んできたことになるケースが多いものですから

ただそろばん技術の向上だけでなく

人としての成長の軌跡を見ることができ

そういう時はこの仕事に就いて良かったなと、つくづく感じます。



8月8日に行われた四国大会

それを機に、ある高校生がそろばん生活に一旦区切りをつけることになりました。

本当は5月の予定でしたが

大会が延期になったことでそれに合わせる形で先延ばしとなっていました。


この生徒がそろばんを始めたのは2011年2月11日

「私もそろばんをしたい」という彼女の言葉がきっかけで、その日初めて一緒に練習をしました。

次の日も一緒に練習をしました。

そしてまた次の日も・・・

気が付けば毎日テキスト4ページ分を練習するのが日課になりました。

以来重ねた日数は

3832日

そのうちそろばんを触らなかった日は果たして何日あっただろうかと思います。


そのうちに私の生活も変わりました。

会社員からそろばんの先生へ

その決断を後押ししてくれた要因の一つが、この生徒の存在であったことは否定しません。


でも

そのおかげで多くの生徒と出会うことができ

そのおかげで全国の先生と知り合うことができ

そのおかげで指導者としての引き出しを増やすことができたと思っています。


もちろん自分の未熟さを痛感することはしょっちゅうでした。

恥ずかしながら、よくやめずに続けてくれたなと思う言動も決して少なからずありました。


だからこそあらためて、ここまで続けてくれたことに感謝しています。


わたしにとっても、この生徒にとっても一応の区切り、と言えるかもしれません。

流行りのフレーズを使うことをお許し頂けるなら、大冒険の第一章が終わったというところでしょうか。

でもこれで終わりではなく、いつかまた次のステージが始まる日が来ることを楽しみにしています。


そして今通ってくれている生徒が一日でも長くそろばんを続けてくれるように

これからも全力で日々向き合っていきたいと思っています。


お疲れ様でした。

そして

ありがとう。



  


Posted by Tosaka先生 at 11:34Comments(3)教室の事

2021年08月03日

講師を務めてみた

こちらは香川県西讃地域にある「みとよそろばん教室」の塾長ブログです。
現在三豊市・観音寺市を中心に、遠くは丸亀市からも、幼児さんから社会人まで多くの生徒さんが通ってくれています。
INORI先生と一緒に知的スポーツ「そろばん」を頑張ってみませんか?



そろばんの先生という仕事に就いてもう8年になります。

この間、全国いろんなところに遠征してきました。

競技大会はもちろんですが

講習会や勉強会でも

北は関東から南は沖縄まで(まだ東北や北海道は行ってないですね)お邪魔してきました。


毎回講師の先生方の話は刺激的で

それに加えて講習会場で出会った多くの先生方とのつながり

そして旅道中での多くの出来事が

日々の授業への活力となってきました。


残念ながらこの1年半は講習会も多くがオンラインとなりました。

もちろんそれはそれでメリットもあるのですが

やはりたまには電車や飛行機に乗りたいな、とか

全国の先生方とお会いしたいな、という気持ちもムクムクと起こってくることがあります。

ま、今は我慢の時・・・ですね泣き



実は先月末に所属する連盟の県支部の指導者講習会がありまして

そこで私が講師の大役を仰せつかりました。





聴いてくださるのは知っている先生方ばかりなのですが…

やはり聞くのと自分が喋るのは勝手が違います。

実は私は緊張すると腰痛という形でそのストレスが出るタイプでして

ここ数年で言えば競技大会の読上委員を初めて務めた時にその傾向が顕著なのですが

今回久しぶりにその腰痛が出たところをみると、かなり緊張していたんだなと思います。


それでも与えられた2時間、とにかく喋りまくりました。

話もあちこち脱線しましたが

多分それは私が初めてそろばんの講習会に参加した時の講師の先生が

まさにそういうタイプの方だったからでしょう。

やはり「三つ子の魂百まで」なのですニコニコ



以前、尊敬申し上げる先生がこんなことを仰いました。

「講師の依頼があったら絶対に断ってはいけませんよ」

確かに今回、講師をさせて頂くにあたって

資料を作成したり

家族を相手にリハーサルをやったり

いろんな準備をしました。


その結果、授業で使っている教材を見直したり

パソコンでの資料作成を勉強したり

そして何よりデリバリースキルを鍛える機会になりました。

そう思うと指導者として本当に有難いチャンスを頂けたと感謝しています。



実はこの秋、また違った場所で講師としての依頼を頂いています。

今度はお会いしたことのない先生方の方が圧倒的に多いと思います、多分汗

それだけに今から緊張していますが

「この話を聞いてよかった」と

少しでも思って頂けるように準備を進めたいと思いますグー  


Posted by Tosaka先生 at 09:50Comments(0)Tosaka先生の日常