2018年08月15日

4年越しの感動

こちらは香川県西讃地域にある「みとよそろばん教室」の塾長ブログです。
現在三豊市・観音寺市を中心に、遠くは丸亀市や四国中央市からも、幼児さんから社会人まで多くの生徒さんが通ってくれています。
Tosaka先生と一緒に知的スポーツ「そろばん」を頑張ってみませんか?


毎年8月8日に行われる「そろばん日本一決定戦」

全日本珠算選手権大会


5年前に参加した時は香川県からの出場選手は私一人だけでした。

二十数年ぶりに吸う独特の空気を堪能しながらも

周りに誰も知っている人がいなくて、なんとなく寂しさを感じた記憶があります。


実は全日本では最後に都道府県対抗競技という団体戦が行われるのですが

一県3名、おまけに各世代で一人ずつという独自の組み方をするルールなものですから

当然その団体戦にエントリーできるはずもなく

盛り上がる会場の片隅で一人事が進むのを眺めていた、わけです。


いつかこの都道府県対抗に参加したい。


その思いは2年後に実現し、香川県は(現行制度になっての)初出場をすることになります。

たまたまその3選手がうちの教室の生徒だったものですから、なぜか私のような若輩者が監督をさせて頂くことになりました。


以来3年、他の先生方の協力も頂きながら香川県は毎年チーム編成することが出来るようになりました。

そしてなぜか引き続き私が監督という立場で、特等席で選手たちの頑張りを見る機会を得ました。


しかし、結果は・・・3年連続一回戦敗退。


参加したい、から

一回だけでも勝ちたいへ。


選手たちも、そして私も、その思いは強くなる一方でした。


そして今年の全日本の都道府県対抗競技

香川県は歴史的な一勝を挙げることが出来ました晴れ


「よって香川県の勝ちです」

進行の先生のアナウンスを聞いた時、ただただ感動しかありませんでした。

正直、ジーンときましたタラーッ


気がつけば上で観覧していた選手の保護者も下に降りてきてお祝いの言葉をかけてくださったのですが

選手たちはまだ実感がわかないようで

いや、それまでの緊張感から一瞬でも開放されたかのような表情が印象的でした。


続く三回戦(香川県は二回戦から登場)では残念ながら敗れましたが

トップクラスの選手と同じ舞台で競技できたことは、きっと選手たちにとっても大きな財産になったと思います。

私自身も的確な指示が出来なかったことを今になって反省しているのですが

そんなことも含めてあらためて全国の壁の高さを感じたひと時となりました。


それでも選手たちの頑張りには、賞賛を送りたいと思います。

そして、ありがとうを。


今回の全日本、数年前に尊敬する先生が昔私に仰ってくださった言葉を思い出しました。


どんな大河も一滴から


来年のこの舞台で、また新しい歴史を作れるようにこの一年頑張っていきたいと思います。

選手の皆さん、お疲れ様でした。

そして対戦してくださった各府県選手団の皆さん、ありがとうございました。




  


Posted by Tosaka先生 at 22:41Comments(0)そろばんの話題

2018年05月17日

二つの涙

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先週の日曜に行われた「第63回全四国珠算選手権大会」

過去に「そろばん日本一」を輩出したこともある半世紀以上の歴史を有する大会です。


決して規模がとんでもなく大きいわけでもなく

目を引くような特別な演出があるわけではないのですが

その控えめな雰囲気の中に、私はいつもなんとなく伝統の重みを感じてしまって

会場入りすると思わず背筋が伸びてしまうわけです。







今年の全四国では香川県勢にとって初めての快挙が達成されました。

そろばん小学生四国一

この制度が創設されて以来、初めてその優勝者に県勢の名前が刻まれたのです。

優勝者の名前が呼ばれた瞬間

そのお母さんは一瞬信じられないような表情を見せ

次の瞬間、もうその目からは大粒の涙が溢れてもう言葉にならない様子でした。

お二人とはこれまで何度かやり取りをさせて頂いた私にとって強烈な感動を覚えた一瞬でした。

この場ではありますが、本当におめでとうございました。



そして今大会ではある選手が流した涙も印象的でした。

その選手は去年の大会が終わってから一年間、ある種目に照準を絞って練習を重ねてきました。

きっと本人にとって「この種目だけは」という気持ちがあったと思います。

しかし結果は・・・入賞ならず

結果を聞いた彼女の目は真っ赤でした。

もし回りに誰もいなければ、悔しさのあまり声を上げて泣いていたかもしれない、そんな表情でした。



喜びの涙と悔し涙

結果は正反対だったかもしれませんが、一年間頑張ってきたという点においてはなんら変わることはありません。

まずはその頑張った自分を誇りに思ってほしいと思っています。



二人とも表彰式が終わった瞬間から次に向かってのスタートを切っています。

来年もまた嬉し涙を流せるように

来年こそ嬉し涙を流せるように



そしてあの会場にいた全選手がそれぞれに思いを持って日々練習に励んでいます。

その思いがまた感動を生み、新しい歴史を作る

その瞬間を見届けたく、また一年私自身も頑張っていこうと思っています。



参加した選手の皆さん、お疲れ様でした。

そして大会設営に関わられた全ての皆様に感謝申し上げます。



  


Posted by Tosaka先生 at 22:14Comments(0)そろばんの話題

2018年04月26日

はじめの一歩

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先週の日曜日、京都市で開催された

「2018年度 全日本ユース珠算選手権大会」に参加してきました。





「うちの教室なんかが到底参加してよいはずはない大会」と勝手に思い込んでいた5年前

ひょんなことからお誘いを頂いて参加するようになったわけですが


それ以来毎年参加者は大幅に増加し、それにあわせるように大会レベルはどんどん上がっていきます。





それでも毎年この大会の空気を吸いに行きたいと思ってしまうのは

生徒たちの成長のためのみならず

自分自身もこの空間に身を置くことで刺激をたっぷり頂けるからなのです。


「また今年もここに来ることができた」

毎年会場入りする度にそんな気持ちを感じています。


ところでこの数年、この大会で私が楽しみにしている場面があります。

それは、エンディングの映像。

大会スタッフで、珠算会の若手のリーダーである(←スミマセン、勝手にそう思ってます)T先生が毎年作られているのですが

その映像の中のメッセージがいつも私の気持ちを奮い立たせてくれるのです。


今年のメッセージは・・・「はじめの一歩」でした。


今年の大会では

初めて日本以外の国からこのユース大会に参加した選手がいました。

私がよく交流させて頂いている先生の教室も初めてユース大会に参加されました。

うちの教室からも初めてユース大会に参加した生徒がいました。

皆、多分それぞれに「はじめの一歩」を踏み出したんだと思います。



そういえば自分自身も5年前に思い切って参加を申し込んだのが始まりでした。

もっといえばこの大会を主催される先生の教室に思い切って出稽古に行ったのがきっかけでした。

みんな全てあの時の一歩がつながって今に至っているのだと思います。



自分自身もそうですが

うちの教室にはまだまだ「はじめの一歩」を踏み出させてあげたい生徒たちがたくさんいます。

来年もまたこの場所に帰ってこれるよう

またこの一年がんばりたいと思います。



最後になりましたが大会の設営に関わられた全ての皆様に感謝申し上げたいと思います。

そして参加した生徒の皆さん、お疲れ様でした。

また来年も参加しようね晴れ  


Posted by Tosaka先生 at 22:57Comments(0)そろばんの話題

2018年03月01日

また来年!

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2月18日、香川大学工学部にて「香川県あんざんコンクール」という競技大会が行われました。


割と参加しやすい競技内容なものですから

県支部が開催する大会としては参加人数が一番多く

今年も200名以上の選手が参加して開催されました。





選手権大会のようなピリピリした雰囲気とは幾分か異なり

競技大会独特の空気感を持ちながらも、幼児さんから社会人までが一斉に集う

少しイベント的な色合いも感じさせられる大会です。





うちの教室でも、この大会が競技大会デビューとなる生徒が多く

この大会をきっかけにしてまた成長した姿を見せてくれるのを楽しみに毎年参加しています。






実は大会が行われた日の夜、ある生徒の保護者からメールを頂きました。


この大会では総合競技で満点の場合、金賞獲得者として表彰されるのですが

その生徒はうちの教室から参加した同学年の生徒の中で一人だけ満点を獲得できませんでした。

表彰式が終わっておうちの人が迎えに来た車に乗るなり、生徒は号泣したそうです。

そしてひとしきり泣いた後、こう言ったそうです。

「来年こそ絶対に金賞をとりたい。だから練習がんばる」


あれから二週間、確かにその生徒は練習に取り組む姿勢が変わりました。

「上手になりたい」

シンプルにその気持ちを感じられるようになりましたし、実際に点数も伸びています。


今大会、本人にとっては悔しい思い出だけが残ったと思います。

そのことによって練習への取り組み方が変わったとすれば

それはそれでよい経験だったかもしれませんが

やはりこの悔しさを晴らすのは、同じ舞台しかないのだろうと思います。


来年のこの舞台を笑顔で終えられるよう

この一年頑張ってほしいと思いますし

私もしっかりと導いてあげたいとあらためて思いを強くしているのです。




  


Posted by Tosaka先生 at 00:10Comments(0)そろばんの話題

2017年11月20日

マスターズ大会!!(その2)

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多くの方は、そろばんといえば子どもの習い事というイメージをお持ちかもしれません。

実際、うちの教室でも生徒の9割以上が幼児さんと小・中学生です。


従ってそろばんの大会、というと全日本珠算選手権のようなハイレベルな舞台を除いて

参加者のほとんどを子どもが占めるケースが多いかと思います。


しかし11日に三重県松阪市で開催された「全日本マスターズ珠算選手権大会2017」は

その大会名のとおり

参加対象をシニア世代に特化した、私が今までに知らなかった類の大会でした














前回の投稿に書いたように、この大会にうちの教室から二人の生徒が参加しました。

二人、というのはお祖母ちゃんとお孫さんのペアでの参加ということです。



「先生、楽しかった~、参加してよかった~ハート

所用のため同行できなかった私が、大会翌日お祖母ちゃんに電話で「どうだったですか?」と聞いたときの答えはシンプルなものでした。

でも、その一言で十分でした。

・・・・ああ、本っ当に楽しかったんだろうなぁニコニコ

私にはそれ以外の表現が思いつかなかったのです。


同時にこんなことも思いました。

今、いろんな大会に生徒を連れて行ってるけど「大会、楽しかった。参加してよかった」って思ってもらえてるのかなあ、と。

もちろん大会である以上、高成績を取れたほうが良いでしょうし、だから楽しかったという場合の方が実際は多いかもしれません。

でも今回、うちの生徒の言葉は決して成績だけが理由でなく

心底「この大会に参加して良かった、楽しかった晴れ

そう感じていらっしゃるんだなと私には思えたのです。


普段どうしても忘れがちなことですが

「楽しいから続けられる」

「楽しいから参加する」

こんな当たり前のことをあらためて思い出させてくれました。



そう思うと、今回この大会を主催された先生方をはじめ全ての関係者の皆様には感謝しかありません。

大会は生徒を成長させるのと同時に指導者も成長させる

来年は是非この素晴らしい空間を共有できるように、また一年頑張りたいと思っています。


お世話になった皆様、有難うございました。

そして参加されたお二人とご家族の皆様、お疲れ様でしたピカピカ
  


Posted by Tosaka先生 at 22:53Comments(1)そろばんの話題

2017年11月10日

マスターズ大会!!

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体験授業にこられる方は事前にこのブログをご覧頂いているケースが多いようですね。

だからかもしれませんが

「そろばんにもいろんな大会があるんですね」とよく聞かれます。


地域ごとの大会から日本一を決める大会まで

学年毎の大会から年齢無制限の大会まで

問題内容もレベルも様々ですが

毎月(もしかしたら毎週?)全国のどこかで大会が開催されているわけで

多くの選手が優勝・入賞を目指して、更なる技術の高みを目指して日々努力を重ねているわけです。

私も今の自分があるのはお世話になった先生が大会を通じていろんな経験をさせてくれたからだと思いますし

もしそうでなかったなら、間違いなくうちの教室のスタイルはもっと違ったものになっていたと思うのです。


さて、実は明日、ある大会が開催されます。

それは・・・・・





そう、「全日本マスターズ珠算選手権大会 in 三重」!!


シニア世代の方々を対象として昨年から始まったこの大会に

なんとうちの教室から一人の社会人練習生の方が

お孫さんとペアを組んで参加することとなりましたアップ


私が知っているどんな大会とも違う雰囲気なのだろうと推察されますが

お二人には一日、思う存分楽しんできてほしいと思っています。



ところで今年は教室として「全日本」と名のつく大会に4つも参加させて頂く機会を得ました。

4月 ユース世代を対象にした「全日本ユース珠算選手権大会」

8月 そろばん日本一を決める「全日本珠算選手権大会」

10月 全国1万名以上の選手が参加する「全日本通信珠算選手権大会」

そしてこのマスターズ。


大会は生徒たちだけでなく、指導する私の視野も広げてくれる貴重な場です。

そう考えると、あらためてですが・・・生徒たちに感謝ですねニコニコ
  


Posted by Tosaka先生 at 23:20Comments(0)そろばんの話題

2017年08月13日

最高峰の舞台だから

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毎年8月8日「そろばんの日」に開催される


全日本珠算選手権大会


昔は毎年各県の持ち回りで開催されていたのですが


ここ数年は国立京都国際会館で行われています。


32年前、私が初めて参加した頃とは参加人数も競技内容も変わっていますが


昔から変わらずこの日に実施される「全日本」が


多くのソロバニストにとってひとつの区切りになっているのは疑いようのない事実かと思います。









フラッシュ暗算のギネス記録が更新された瞬間に立ち会えたのを皮切りに


史上初めて9人の満点獲得者による決定戦を制した土屋選手の圧倒的な強さ


その9人の中に小学生が含まれていたことへの感動


競技レベルは年を重ねることに上がっていき


同時に小学校低学年の参加者は確実に増えていることも実感しました。


全国から参加された多くの先生方ともいろんなお話をさせていただくことができ


たった一日ではありますが


実に多くの引き出しを増やすことができた充実の時間だったと思います。




実は今回の全日本は台風5号の接近に伴って、京都入りが非常に微妙な状況でした。


台風の進路次第では参加を断念、という選択が頭をよぎったのも事実です。


しかしギリギリの判断でしたがなんとか前日遅くに現地入りすることができました。



参加した生徒たちにとっては大変な工程だったでしょうが


体全体で感じた最高峰の舞台を


しっかり消化吸収して


またレベルアップして戻ってきてほいと思います。


そして来年もまた香川県がチームとしても参加できますように


一年後を楽しみに、また頑張っていけそうですピカピカ


  


Posted by Tosaka先生 at 21:09Comments(0)そろばんの話題

2017年07月04日

うどんだけじゃない

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昔から毎年8月8日には


「そろばんの日」としてそろばん日本一を決める


全日本珠算選手権大会 という大きな大会が開催されています。



そこでは個人総合競技のほかにも各都道府県の代表3名がチームを組んで戦う


都道府県対抗競技というのがあるのですが


実は私たちの住む香川県は割りと長い間チームを組むことが出来ておりませんでした。


しかし二年前にひょんなご縁からチームを組むことができたのをきっかけに


今年も運よく世代別の3名が揃いまして、トーナメント表に我が県の名前が載ることになりました。
(この競技のミソは、各県の上位3名というのでなく各世代から1名、というところにあるのです)



2日の日曜日は、その全日本に向けた県の練習会をうちの教室で行いました。






全日本に出る選手以外にも多くの選手が集まってくれ


さながら壮行会みたいな雰囲気の中で充実した練習会になりました。




実は4年前に私自身がこの大会に選手で出たとき


県勢は私一人だけの参加でした。


オープニングの選手紹介の映像で強豪県は何十人も名前が出てくる中


香川県は一行で終わったことを今でもよく覚えています。


他県の選手がチームを組んで参加する様子を見たとき


勝ちたいとか負けたくないという感情より


「都道府県でチームが組めるのってええなあ」


ただただそのことをうらやましく感じたのを良く覚えています。


そのときは数年後にまさか自分が監督の立場で携わるようになるとは夢にも思いませんでしたが・・・




今回、まだまだ強豪県に比べ参加人数は全然少ないですが


それでも今年参加する選手たちが、国内最高の舞台で多くのことを経験して


それをまた自分の教室に持ち帰ることで、また次につながるのだろうと思っています。


どんな大河も一滴から。


今年のうどん県選手団の活躍を期待しています。


私も監督としてがんばりますよ~ダッシュ


  


Posted by Tosaka先生 at 23:11Comments(0)そろばんの話題

2017年05月18日

全四国珠算選手権大会

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4月の全日本ユースや8月の全日本選手権のような全国規模の大会から


香川県選手権や地区大会にいたるまで


どの大会にもそれなりのというものがあるとは思いますが


先週参加した「第62回全四国珠算選手権大会」の


自分自身が参加していた30年前当時から


ほとんど変わらないままでいるということにいつも嬉しさを感じてしまいます。



決してスケールがとんでもなく大きい大会というわけではありませんし


なにか凝った内容の演出をしているというわけでもないのですが


それでも会場全体を取り巻く、どことなく控えめで、なんとなく落ち着いた雰囲気に


「今年もこの空間に帰ってこれた」という安心感を感じてしまうのです。






さて、今年は四国大会の風物詩である「支部(都道府県)対抗」競技で


われらが香川県は2位に入ることが出来ましたニコニコ


実に20年ぶりだそうです。


そして個人競技での4位入賞はじめ、数多くの部門で入賞することが出来ました。






運や様々な巡り合わせはあったかもしれませんが


何よりも選手たちが頑張ってくれたからこその結果であることはいうまでもありません。


たまたまそういった年に県選手団の引率という大役を頂きましたが


本当に楽しく、充実した二日間を過ごさせてもらいました。



また来年この場所で


一回り大きくなった皆さんと会えることを楽しみにしています。


選手の皆さん、お疲れ様でした。


そして大会設営に尽力されたすべての関係者の皆さん、ありがとうございました。



  


Posted by Tosaka先生 at 23:22Comments(0)そろばんの話題

2017年05月01日

いつかあの夢舞台へ

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ここ数年、4月は忙しい毎日を過ごさせてもらっています。


日々の授業で、学年が変わったことや新入生への対応にバタバタしていることもありますが


香川県珠算選手権


全日本ユース珠算選手権(京都)


というビッグイベントが立て続けに開催されることが更に拍車をかけています。



4年前、ひょんなことから参加させて頂くことになったユース大会


今年は10回目の記念大会でしたが


また生徒たちに連れてきてもらいました。










初めて参加した年もそのレベルの高さにただ圧倒されるだけでしたが


回数を重ねる毎にそのレベルは上がって行くばかりで


今や、いったい人はどこまでその能力を高めて行けるのだろう


そんなワクワク感を抱きながら観戦させてもらっています。



極限まで研ぎ澄まされた脳力アスリートたちの集中力が一気に解放される


その一瞬に立ち会えたことを


珠算人の一人として幸せに思います。




今回の帰り道、一人の生徒の顔が印象的でした。


その生徒の得点は練習から考えるとまったく不本意なものでした


これまで多くの大会に参加した彼女が、もしかしたら初めて私に見せた「悔しさ」だったかもしれません。


どんな声をかけようか考えましたが


彼女の強い眼差しを見てすぐにその必要はないなと思い直しました。



   今はまだ力が全然足りない


   でも一年後でも二年後でも


   いつかきっとあの舞台に立つ



生徒も私もまた再出発です。


来年もこの会場へ


そしてあの舞台へ


ユース大会だからこその楽しみを抱いて、また一年間頑張っていきたいと思います。  


Posted by Tosaka先生 at 21:59Comments(0)そろばんの話題