2018年01月16日

7年前もそうだった

こちらは香川県西讃地域にある「みとよそろばん教室」の塾長ブログです。
現在三豊市・観音寺市を中心に、遠くは丸亀市や四国中央市からも、幼児さんから社会人まで多くの生徒さんが通ってくれています。
Tosaka先生と一緒に知的スポーツ「そろばん」を頑張ってみませんか?


7年前のちょうど今頃でしたが

私はある有名なそろばん教室の見学をさせて頂く機会を得ました。


当時はまだ食品会社の営業マンとして働いていて

自分自身まだ練習を二十数年ぶりに再開したばかりで

まして「そろばんの先生」という職業には漠然とした憧れしか持っていなかったのですが

とにかく行ってみれば何かが見つかるかもしれないと

今思えば先方の先生には大変失礼な動機でお邪魔させて頂きました。


その教室で私が目にしたものは

自分がそれまで「そろばん教室」に対して抱いていたイメージとは全く違うもので

眼前で繰り広げられる物事の全てに目を丸くしたのですが

とりわけその中でも、ある小学生の生徒さんが両手を使ってそろばんを弾く姿は

まさに「衝撃」としか表現の仕様がない驚きを感じたのですオドロキ


「かっこええ」

「自分もあんなふうに弾いてみたい」


それが私が両手を使って弾くようになったきっかけでした。

あれからまあまあの年月が経ち、巧拙はともかくとしてそれなりに左手も使えるようになったわけですが

そんな経験があるからでしょうか

私は、両手そろばんを教えていない生徒が自分から左手も使うようになったとき

それを咎めることはまずありません。


7年前もそうだった


実は先日、時々このブログに登場する社会人練習生のKさんが両手を使って弾く練習をしていました。

毎回これだけは書く了解を頂いていますが、Kさんの娘さんが私と同年代ですニコニコ

この正月休み、左手も使って弾く練習を始められたそうです。

「小さい子もやんりょるし、私も両手でやったらもっとたくさん問題が出来るようになるかな、と思って」

動機はシンプルなものでした。

でもその言葉を聴いたとき「自分もそうやったよなあ」と思わず当時のことが頭をよぎったのです。


私自身もそうでしたが、頭も身体も柔らかい子どもたちに比べて、スムーズになるまで時間がかかるかもしれません。

でも大事なのは、上手になりたい、という内から湧き出る思い、だと思っています。

Kさんが両手を使ってそろばんをスムーズに弾けるようになるその日を楽しみに待ちたいですね。


「憧れと素直な気持ちを持てば人は何歳からでも伸びる」

件の見学をさせて頂いた教室の先生から頂いた言葉を思い出しましたピカピカ




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