2014年01月31日

応用計算という魔力

こちらは三豊・観音寺のど真ん中、ゆめタウンみとよさん近くにある【みとよそろばん教室】のブログです。
元「そろばん香川一」の先生の指導のもと、地元豊中町だけでなく詫間町や高瀬町からも生徒さんが通っています。
知的スポーツ「そろばん・暗算」にご興味ありましたら是非お問い合わせください。
電話090-1358-9023です。



応用計算という魔力



いきなりですが問題です。


Q1.1個$9.24の商品を86個仕入れた。代金を円で支払うと、いくらになりますか。
   ただし$1=¥102とする。

Q2.元金¥540,000を64日間借り入れた。年利率1.7%の単利とすると、元利ともでいくら支払いますか?

Q3.株式を1株につき¥369で18,000株買い入れた。支払い総額はいくらですか?
   ただし約定代金の0.700%に¥12,500を加えた手数料を支払うものとする。


実はこれ、珠算種目「応用計算」の段位レベルの問題です。

私の所属する連盟では珠算3級になると、応用計算が選択種目の一つとして登場します。

30年前に私が通っていた教室は3級になると応用計算か暗算のいずれかを選択させられ、私はほとんど反射的に「暗算」を選択しました。

そのおかげで今があるといえばあるのですが、当時は応用計算を選択する人の方が多かったような記憶があります。

問題が算数や数学の問題に直結する内容ですから当然といえば当然ですが、暗算全盛の今からするとちょっと想像しづらいかもしれません。


でも、あらためて問題を見ているとアベノミクスで経済昇り調子の今、割と知ってて損のない問題が並んでいます。


そろばんを習って良かった事といえば真っ先に「暗算力・計算力がついた」でしょう。

でも「応用計算をやって、世の中のお金・経済の仕組みがわかった」ということも言えるのではないでしょうか。

侮りがたし、応用計算。




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この記事へのコメント
初めまして。
応用計算という言葉に懐かしさを覚えた者です。
小学生の時そろばんを習っており、応用計算が大好きでした。
そろばんの先生という職業に憧れていた頃もありましたので、昔々にタイムスリップしたような気持ちでブログを拝見しています。
Posted by 珠子 at 2014年02月01日 18:13
珠子さん、コメント有難うございます。

時代の流れで言えば「まず「暗算」といったところでしょうが、生徒たちには応用計算の面白さも伝えていきたいと思っています。

昨日書き足りなかったことを今日投稿しましたので是非こちらもお読みください。

これからもよろしくお願いします。
Posted by Tosaka先生 at 2014年02月01日 20:39
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