2014年12月14日

香川県珠算競技大会②

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香川県珠算競技大会②



競技大会というのは生徒たちの技術面の上達だけでなく、人間としての成長においても非常に大切な場であると考えています。



普段の練習では時間も余裕・満点連発だったとしても


検定ともまた違うピンと張り詰めた独特の緊張感の中では


指先が震えて思うように動かなかったり


知らず知らずのうちにオーバーペースになって思わぬ得点に終わってしまったりすることは普通にあったりするのです。




先日の勉強会で「どうやったら緊張しなくなったり、指が震えなくなりますか?」という私の愚問に対し


ある著名な先生のお答えはシンプルなものでした。


「緊張するのが当たり前。指が震えても正解できるだけの力をつけるだけです。」




そういえば、有名な選手の皆さんは大会で思うような結果が出なかった時に


「力不足でした」としか言わないとのこと。


やはり、そういうことなのでしょうね。





競技会では全ての参加選手が自分の期待する結果を得られるわけではありません。


入賞できなかった選手だけでなく


もしかしたら優勝してでも自分の出来に満足していない選手もいるかもしれません。


大事なのは結果にかかわらずそこから何を学ぶか、そして明日からどう取り組むかなのだと思います。





今日の大会、表彰式が終わって会場を出た時、ある選手の表情を見たときにハッとさせられました。


思うような結果を出せなかったのでしょう。


その真っ赤な目には涙が溢れんばかりでした。



たかがそろばんの大会、というなかれ。


「あの時、あの大会で悔しかった」という思いは必ずこの生徒の成長の糧になると信じています。


ソロバニストとしても


一人の人間としても



そしていつの日か、その涙が喜びの涙に変わることを願っています。





頑張れ




参加した生徒の皆さん、お疲れ様でした。





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