2014年11月18日

「待てる」ということ

こちらは三豊市・観音寺市のど真ん中、豊中町にある【みとよそろばん教室】のブログです。
現在地元豊中町のみならず、観音寺市や高瀬町・詫間町からも多くの生徒さんが通ってくれています。
幼児から社会人まで年齢を問わない「知的スポーツ」そろばんを、Tosaka先生と一緒に頑張ってみませんか?



「待てる」ということ



そろばんだけに限りませんが、上達の過程において「停滞期」というものは付き物かと思います。


割とスイスイ進んでいても、いずれどこかの段階ではトンネルに差し掛かることがあるわけで。


時にそのトンネルは本人からすればとんでもなく長く感じることもあったりするのですが


私たちの仕事はそういう時にどんな指導をして、そのトンネルを短くするかということになるのでしょう。


ただ、あまりに急いて短くしようとすると、時にそれは逆効果になりかねません。




先週末に行われた試験。


ある生徒が割り算で過去最高点を出してくれました。


なかなか超えられなかった題数の壁を、見事に本番で大幅更新してくれたのです晴れ


勢いに乗ったこの生徒、その後のフラッシュ暗算ではこれまで何十回も跳ね返されてきた壁も画像の通り・・・


う~む、波に乗るとはまさにこのこと。




今回は決して多くの言葉掛けをしたわけでは無いので、生徒自身が自分でトンネルの中で灯りを見つけたわけです。
 


指導においては、結果を急いでしまうとどうしても


「コレが駄目だとアレ」


「アレが駄目だとソレ」


いわゆる手を変え品を変えになってしまいがちなのですが



もしかしたらそれは生徒たちからブレイクスルーの芽を摘み取ってしまうことになっていないのか


今回、この生徒の頑張りを見てつくづくそう思ってしまうのです。



先日の勉強会で取り上げられたテーマでもありますが


「待てること」


やっぱりコレも大事な指導法なんですね。

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