2014年02月01日

応用計算という魔力②

こちらは三豊・観音寺のど真ん中、ゆめタウン三豊さん近くにある【みとよそろばん教室】のブログです。
元「そろばん香川一」の先生の指導のもと、地元豊中町だけでなく詫間町や高瀬町からも生徒さんが通っています。
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電話090-1358-9023です。





昨日少し書き足りなかったことがありますので、お付き合いください。


私が学生の頃(二十数年前)ですが、四国選手権や全日本選手権大会では7種目をこなす必要がありました。

  かけ算・わり算・みとり算・伝票・暗算・応用計算・開法(ルート計算) です

特に応用計算は用語を理解する必要もあったことから、大会の参加資格が中学生以上、だった時期もあります。


ところが今は6種目になりました。

  かけ算・わり算・みとり算・かけ暗算・わり暗算・みとり暗算


見て頂いてお分かりの通り、ただ種目数が減っただけでなく、内容が大きく変わっています。

暗算力さえあれば、年齢に関係なく同じ土俵で闘える大会になったのです。

実際、昨年の全日本選手権や四国選手権でも小学生が上位に入賞しています。


一方でこの流れを残念がる人がいるのも事実です。

「応用計算がなくなって面白くないから大会に参加するのをやめた」という人もいます。


この辺の経緯は知る術もありませんが、結果として裾野が広がったともいえるでしょうし、奥深さがなくなったといえるかもしれません。


【みとよそろばん教室】でもぼちぼち応用計算に取りめる級、すなわち3級に近づいてきた生徒がいます。

そのまま暗算だけで進めれば、スムーズにいけるのかなとは感じています。

でもせっかくある応用計算という種目に触れないというのは、生徒達にそろばんの一つの「面白さ」を教えていないということではないのか。

そう考えているのもまた事実です。


春からは授業システムの変更を予定していますが、応用計算もしっかり取り組めるようなシステムにしていきたいと考えています。
  


Posted by Tosaka先生 at 21:29Comments(0)そろばんの話題