2014年05月04日

「ポテト中(ちゅう)」に学ぶ

こちらは三豊市・観音寺市のど真ん中、豊中町にある【みとよそろばん教室】のブログです。
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今日の昼食はファストフード店でした。

スマイルが「0円」で買える、あの店です。


私たちの前に並んでいたのは、ちょっとお年を召したおばあちゃま。

察するにこのお店で注文されるのは初めてのご様子でした。


「ポテトくれるな」

「はい、大きさはどういたしましょう」

「なにがあるんな?」

大中小とございますが」

「ほんだら  くれるな」

「はい、かしこまりました」


これ、何気にさらっと流れた会話でしたが、結構私にとっては衝撃でした。

誰がどう聞いてもうどん屋の会話です。

まさか〇クドナルドのクルーが ポテト  の注文を受け付けるとは・・・



そして私たちの順番が回ってきたとき

「サイズはLサイズでよろしかったでしょうか?」

いつもの笑顔とともにオーダーを受けてくれたのでした。



あれだけの巨大チェーンですから、接客に関しては相当で教育されているはずです。

はたしてその中に「ポテトの大きさ 大中小」 の項目があるのかどうか・・・

その辺はよくわかりませんし、あるいは接客のプロとしては当然のこと、と言う人もいるでしょう。


ただ、普段生徒にそろばんを教えている立場として、どうしても今日の出来事は見過ごすことは出来なかったのです。

当たり前のことですが生徒は一人ひとり年齢・理解力が違います。

同じ項目を、一言一句同じ言葉を使って指導しても一人として同じようには理解してくれません。

だからこそ私たちは普段から指導力の向上のために努力しなくてはいけないのですが。。。



件のおばあちゃまに「サイズはS・M・Lがございますが」と言ったなら、果たしてあれだけ流れるように事が進んだのかどうか。


最近割り算にちょっと苦しんでいる生徒の顔を思い出しながら、ポテトを味わう私がそこにいたのです。

  


Posted by Tosaka先生 at 21:29Comments(0)Tosaka先生の日常