2013年12月13日

引出し

こんばんは、寒さとともに腰痛がひどくなってきているTosaka先生です泣き


どんな業界でも「企業秘密」というのはあると思います。

そろばんの世界でも同じで、教材から弾き方から生徒への接し方まで、其々の教室が特色をもった指導をしているわけです。

ただ、有名な教室・先生ほどその技術はオープンにして下さる傾向にあるようです。

私もこれまでいくつかの教室見学に行ってきました。

時には「アナタノシゴトハナンデスカ?」と思われても仕方がないような質問もして来ましたが、どの先生も嫌な顔一つせずお答え頂きました。

それだけ自分の指導法や運営に自信をお持ち、ということなのかもしれません。


今日の昼間お話させて頂いたS先生もそんなお一人です。

そろばん指導歴半世紀、育てられた有段者は100余名(多分)!のS先生はいまだにお肌ピカピカで、何といってもその記憶力が凄い!

今日の会話でも「(Tosaka先生は)前にこう仰ってましたよね…」

スミマセン。本人完全に忘れてました汗てなことが結構あったりするのです。

それってどう考えてもそろばんのチカラだと思うんですけど。


そしてS先生との会話でいつも気付かされるのは、その引出しの多さ。

「こういう生徒がいて…」「こんなコトがあって…」という私の問いかけや愚痴に対して「ああ、それはね…」というのが、まさに打てば響くのです。

技術的なことも余すことなく教えて下さいます。

何より、頂くアドバイスが決して押し付けじゃない。

いつも最後は「そこからは貴方が考えて試してみなさい」というスタンスなのです。

でも、それって私が生徒に「そう接したい」と思う指導の理想形なんですよね。


どんなに情報や知識を詰め込んでも、やはり「経験」に裏打ちされた引出しに勝るものはないんだなあ、といつも感じていますし、S先生との会話を終える度に「早くたくさんの引出しを持ちたい」と思うのです。


明日は授業日

今日頂いたアドバイスを早速明日の授業に取り入れていこうと思います。



今日は画像がなかったので、





何度も言いますが、これは【みとよそろばん教室】のロゴマークです。

片原町と鍛冶屋町で似たようなマークを見たような気がしますが…  


Posted by Tosaka先生 at 23:55Comments(0)Tosaka先生の日常