2013年12月25日

弾く理由(わけ)

長時間のバス移動と運動不足により、ついに足の肉離れを起こしてしまったTosaka先生です。


今日から、そろばんの練習を再開しました。

といっても生徒の、ではなく私自信の練習です。


ちなみに私は立場上、もう検定試験を受けることはありません。

競技大会も出場できる大会は限られています。

そして毎回、競技大会出場前になると「もう練習もしんどいから今回で最後にしよう」と思います。


ところが会場で「これでもか」といわんばかりのそろばん熱を浴びてしまうと、気が付けばまた練習をしている自分がいます。


今回もそうでした。


40歳代は当たり前、最高齢69歳の選手がいらっしゃいました。

そして最年少は4歳の園児さん(大会当日が4歳の誕生日だったそうな)。

こんな年齢差のある選手達が同じ課題に取り組む競技って他にあるのかな・・・

それもそろばんの素晴らしさなんだろうな、とあらためて実感したのです。


もう一つ

実は私はまだ上手になりたい、と思っています。

そして同時に上手にならなければ、とも思っています。


その理由は「生徒たちがいるから」です。


往年の大投手、村田兆治さんはいまだに練習を続け、140km/hのストレートと落差20cmのフォークボールを披露してファンの度肝を抜いています。

子供たちに本物のプロのボールを見せて「プロって凄いんだ」と思ってほしいから、だそうです。


レベルは違いますが、私も同じようなところ、なのです。

私が弾いている姿、暗算をしている姿を見て


「そろばんってすごい!」 「そろばん式暗算ってすごい!!」


一人でも多くの生徒がそう思ってくれること、そして上手になりたいという気持ちになってくれればこんなに嬉しいことはありません。


それを願ってこれからもそろばんの珠を弾いていきたいと思います。


今日はちょっと控えめに・・・




  


Posted by Tosaka先生 at 23:01Comments(0)Tosaka先生の日常