2013年12月15日

「パチパチ」より「ほにゃらら」

子供が食べきれなかった唐揚げを食べたおかげで、お腹パンパンのTosaka先生です。


私は練習中、生徒達によく「そろばんは優しく弾きなさい」といいます。

特に、そろばんに慣れてきてスピードが上がって来るとどうしても必要以上に力が入って来て、弾く音がだんだん「パチパチ」と聞こえてくるようになるのです。

それを防ぐための声掛けとして「優しく」と言ってる訳です。


その昔、はじめて全日本クラスの大会に参加した時、一番衝撃を受けたのは「そろばんを弾く音が聞こえない」ということでした。

いや、もちろん実際は音が出るのですが、イメージとしては指がそろばんに触れるか触れないかの瞬間に珠が入っているので必要最低限の音しか聞こえなかったのです。

原理は簡単で、珠を一個動かすのに10の力が必要としたら10の力しか使っていない、ただそれだけなのです。

でも、実際にそれをやろうとすると難しい。
というより、それが出来る人はその域に達するために途方もない練習を重ねてきているわけです。


さて、生徒達には常々「優しく」と言ってるのですが、どうも最近それをうまく表現できていないジレンマを感じているのです。

特に、スピードも要求される有段者ともなると一概に「優しく」だけでは片づけられない次元になってきます。

かの長嶋茂雄監督は選手に「バーン!」とか「ビューン!!」という言葉で指導したそうですが…

何か良い言葉はないものか

それをみつけに、来週は埼玉県で開催されるそろばん日本一決定戦「クリスマスカップ」に参加してきます。











  


Posted by Tosaka先生 at 23:46Comments(0)そろばんの話題