2014年03月14日

昨日の続き

こちらは三豊市・観音寺市のど真ん中、豊中町にある【みとよそろばん教室】のブログです。
そろばん大好きTosaka先生の指導のもと、観音寺や詫間からも生徒さんが通ってくれています。
知的スポーツ「そろばん・暗算」にご興味ありましたら是非お問い合わせください。
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昨日のN先生との会話は私に多くのヒントを与えてくれました(詳しくは昨日の記事をご覧ください)。


N先生がそろばんを弾いていたのは、60年前のこと。


当時は日々の食糧も十分ではありませんでした。

競技大会の商品が「酢」だったのもうなずけます。

昨日のブログで紹介した「鏡」なんぞは超高級品だったんですね。

(N先生曰く、「真珠」が商品だったこともあったそうな)

そんな社会情勢の中でも、先生が「ガリ版」で問題を作ってくれたおかげで1級に合格できたそうです。


当時「そろばん教室」というものはありませんでした。

学校の先生が「そろばん教室」の先生代わりでしたから、月謝というものもありませんでした。

それでも先生は熱心に指導し、生徒たちは熱心に練習に取り組んだそうです。


半世紀以上たった現代。

モノは巷に溢れかえっていますし、クリック一つでいくらでも問題は印刷できます。

検定の合格記念に鏡を送ったら生徒たちはどんな反応をするのでしょうか。

競技大会の商品は何を選んだら子どもたちは満足するのでしょうか。


いろんなことを考えてしまいます。


昨日の画像には私自身が映っていました。

60年前の合格鏡(?)は、私に「もっと自分自身に・生徒たちに正面から向きあいなさい」と言っているような気がするのです。



  


Posted by Tosaka先生 at 13:08Comments(0)Tosaka先生の日常