2014年01月13日
そろばんの先生という職業
話題の映画「永遠の0」に思わず涙してしまったTosaka先生です。
今日の午前中、とある工務店の社長さんとお会いする機会があり、非常に興味深いお話を聞かせていただきました。
ドイツの職人制度、いわゆる「マイスター制度」 のことです。
ドイツでは職人さんがいくつかのランクに分かれていて、仕事を依頼する場合にはそのランクによって仕事の単価が決まってくるんだそうです。
これだけのグレードの仕事を要求するならそれに見合ったコストがかかる、ということが国民に認識されているからこそ成り立つ制度、ということでしょうか。
そしてその最高位にあたる「マイスター」になるためには技術や知識は勿論の事ですが、人間性、さらには後進に指導するための指導力までが要求されるとのこと。
ちなみに今ドイツで子供たちがなりたい職業、といえば
第1位が森林マイスター、そして第5位に左官さんなんだそうです。
「職人さん」が憧れの存在、というわけですね。
日本の小学生に同じ質問をした場合、よく似た答えとしては「パン屋さん」「ケーキ屋さん」というのは出てきそうです。
ただそれは「パン屋さん」であって「パン職人」ではないような気もしますが。
このマイスター制度、われわれ日本人からすると羨ましく感じる部分が多いのですが、実は職人さんの組合の力が強すぎるが故、業界への新規参入はほとんど不可能なんだそうです。
そういった点でドイツの人たちからすると、新規参入が容易な日本の制度が羨ましいんだそうな。
結局「隣の芝生は青く見える」ということでしょうか。
さて、今日の話を聞いて思ったことですが、そろばんの先生という職業は・・・
「そろばん」という日本の伝統文化を子供たちに伝えています。
「そろばん」を通じて「そろばん式暗算」という世界中何処でも通用する特殊な技術を教えています。
「そろばん」で養われた集中力や忍耐力はいろんな場面で応用することができます。
立派な職人、のような気もするのですが。
残念ながら日本にはマイスター制度はありませんが、頑張って「そろばん先生マイスター」になりたいな。
そう思った三連休最終日でした。

今日の午前中、とある工務店の社長さんとお会いする機会があり、非常に興味深いお話を聞かせていただきました。
ドイツの職人制度、いわゆる「マイスター制度」 のことです。
ドイツでは職人さんがいくつかのランクに分かれていて、仕事を依頼する場合にはそのランクによって仕事の単価が決まってくるんだそうです。
これだけのグレードの仕事を要求するならそれに見合ったコストがかかる、ということが国民に認識されているからこそ成り立つ制度、ということでしょうか。
そしてその最高位にあたる「マイスター」になるためには技術や知識は勿論の事ですが、人間性、さらには後進に指導するための指導力までが要求されるとのこと。
ちなみに今ドイツで子供たちがなりたい職業、といえば
第1位が森林マイスター、そして第5位に左官さんなんだそうです。
「職人さん」が憧れの存在、というわけですね。
日本の小学生に同じ質問をした場合、よく似た答えとしては「パン屋さん」「ケーキ屋さん」というのは出てきそうです。
ただそれは「パン屋さん」であって「パン職人」ではないような気もしますが。
このマイスター制度、われわれ日本人からすると羨ましく感じる部分が多いのですが、実は職人さんの組合の力が強すぎるが故、業界への新規参入はほとんど不可能なんだそうです。
そういった点でドイツの人たちからすると、新規参入が容易な日本の制度が羨ましいんだそうな。
結局「隣の芝生は青く見える」ということでしょうか。
さて、今日の話を聞いて思ったことですが、そろばんの先生という職業は・・・
「そろばん」という日本の伝統文化を子供たちに伝えています。
「そろばん」を通じて「そろばん式暗算」という世界中何処でも通用する特殊な技術を教えています。
「そろばん」で養われた集中力や忍耐力はいろんな場面で応用することができます。
立派な職人、のような気もするのですが。
残念ながら日本にはマイスター制度はありませんが、頑張って「そろばん先生マイスター」になりたいな。
そう思った三連休最終日でした。
