2014年01月17日

どんな景色だった?

三豊市豊中町ゆめタウン三豊さん近くの【みとよそろばん教室】でそろばんを教えているTosaka先生です。
現在主に観音寺市・三豊市の小中学生が教室に通ってくれています。
そろばんや暗算にご興味ある方は是非Tosak先生までご連絡ください(メールか電話090-1358-9023です)。







そろばん教室に入って最初の大きな区切りといえば「足し算・引き算」の指導が一通り終了したとき、です。

もちろんそこに至るまで山も谷もあるわけですが、この基礎の部分をおろそかにしてしまうと後々のかけ算・割り算他すべての種目に影響してしまうので、時間がかかってでもしっかり反復練習をこなして自分のものになるよう指導を行っています。


実際のところ生徒たちにとっては「長い道のり」に感じてしまうかもしれません。

それだけに「足し算・引き算」のテキストの終わりが見えてくるとどの生徒もペースが上がってきます。

そしてテキストが終わったときには「やっと計れる」とか「やっと掛け算ができる」というある種の達成感があるようです。



昨日の授業でも一人の生徒がテキスト終了というゴールにたどり着きました。

授業時間残りわずかであと1ページ。

今日終わるのは難しいだろうなあ、と思っていたのですが、最後は上がり3ハロン32秒台の驚異的な末足うまで、ついに最後までやりきってくれたのです。

傍目から見ていても「今日絶対にテキストを終わらせる!!」というのがほとばしっていました。


これで次回の授業は最初から時間を計っての練習に取り組むことができるわけです。

今までは自分との闘いだけでしたが、これからは「時間」や「得点」とも戦わなければなりません。

でも「時間」や「得点」は自分の上達をわかりやすく実感できるという側面があります。


10分だったものが9分に、8分に、そして7分に。

80点だったものが90点に、そして100点に。

見ているほうも楽しいですが、やっている方はもっと楽しいはずです。


「達成感」という景色を生徒に出来るだけたくさん見せてあげたい。

真っ赤な顔をして最後までやりきった生徒を見て強く思ったのでした。



  


Posted by Tosaka先生 at 22:03Comments(0)教室の事